陽性判断を受けてから宿泊療養の決意に至るまで
体調の異変を感じた時
12月8日の夜に喉の痛みを感じまして。同時期に子供が風邪を引いていたので「もらってしまった」かと思っていたのですが、その日の深夜(9日未明)に熱が上がっていました。
病院で陽性診断を受けた時
熱がある時点でコロナを覚悟せざるを得ない時代じゃないですか・・・。
俺、ワクチン3回打ってますけど・・・
なんて本音は心にあるものの、ワクチン3回打とうが、4・5回打とうがなる人はなっているし、気休め位の物なのかと疑問に思っているのは私だけではないはず。
病院にいく時には38度を超えて、すごい倦怠感。寒気も収まらない。例えると症状が重い風邪を引いている感じ。症状は風邪と全く一緒な感じでした。なので、ただの風邪なのでは?と期待している自分もいたのですがね。
高熱がある人は基本病院の待合には一切入れない。外に着いたら受付に電話して。看護師さんが外まで迎えに来てくれるのですが、そのまま別室に一直線。
しばらく待機して、先生のタイミングで今度は建物の裏に連れていかれます。誰もいない外で抗体検査(鼻に突っ込まれるアレです)。で、また別室で待機って流れ。
20分間別室で待機していたのですが、看護師さんに診察室に呼ばれました。結果が出たので説明すると。
先生は、車内で待機している患者さんや病院の外で実施する抗体検査の対応で走り回ってまして。
そんな先生が診察室に到着されるのを待っていたのですが、机には私の検査キッドと、その下に「コロナ陽性の方へ」って紙が置かれててました。
説明を聞く前に結果判明 陽性
検査キッドは綺麗に印が浮かび上がっていて、素人目でも陽性ってわかる状況でした。まぁ「コロナ陽性の方へ」ってチラシに私の名前が書かれているので、もう受け止めるしかないですよね。
陽性になられた方は気持ちわかっていただけますかね?正直涙が出てきました。
まさか自分が・・・・((+_+))
こんな気持ちじゃないかなと。怖さとかではなく、ショックが大きい的な。
先生が来る前に涙を拭き、先生が来た時のは平然を装い、今後についての説明を聞きました。
家での生活
我が家は2LDKの賃貸マンションに私、妻、子供2人で住んでいるため、隔離生活が出来ないことはないのですが、子供はまだコロナに関して理解ができる歳でないし、私の隔離部屋に入ろうとするし、なにより、妻が子供にも気を使い、私にも気を使いと二重の苦労をかけてしまうことを懸念しましたね。妻は育休中で家にはいるものの、この二重苦労でダウンされたり、コロナにかかったりしたら、うちが崩壊すると思いました。
妻には寝室を一時的な隔離部屋として設定してもらい、帰宅後すぐに閉じ籠りました。起きていることができない位グロッキーでしたので、寒気で震える体をすぐに横にして、布団を被り、毛布に被りました。
すぐに行政のサイトから「陽性者登録」をして「宿泊療養」の申し込みをネットで行いました。あとはコールセンターからの入所日確定の連絡を待つのみ。ひとまずそれを待ちますか。
宿泊療養当日までの流れ
自宅での隔離生活の様子
ネットで宿泊療養の申し込みを行いましたが、当日、翌日に入所できるものではないのです。
当方の焦りはどうしてもあるのですが、これだけコロナが蔓延している世の中ですから、入所したい人はいっぱいいるわけですよね。
「いつ電話くるのかな?」
「コールセンターに問い合わせしようかな?」
「早く入れてほしいってお願いしてみようかな?」
上記のような気持ちにかられました。けど、自分勝手な行動は迷惑をかける!!!!と思い何もしませんでしたけど。
自分の体のしんどさと「自分が入所できれば家庭の負担を少しは軽減できる」という家族への心配を常に思いながら、横になって連絡が来るのを待っておりました。
そしたら、申請した次の日の夕方に連絡が入りました。
「入所日は12月11日。○○時にご自宅まで送迎車がいきますので。ご自宅前に着いたら運転手よりまた電話入れます」あとは、ホテルの案内、持ち物等の説明がありました。
ほっと一安心です。
自身の体調は?
12月9・10日(発症1・2日目)ともに下記の様な症状がずっと続いてました。
⇒ちなみに・・・8日の発症日は0日とカウントするそうです。
最高38.8度まで体温が上がりました。布団・毛布・フリースを着込んでも寒気が止まらない。
・食欲は全くなし。ゼリー、リンゴ、キウイフルーツは食べれた。
・喉は痛い。咳は出ない。
・鼻水は多少でる。
・とにかく動きたくない。ずっと寝てるが、高熱過ぎて熟睡は出来ない。
先ほども書いた通り、重い風邪の様な状況だと思いました。
自宅から宿泊療養所までの流れ
送迎車が迎えにくる!
本当に約束時間になると送迎車が自宅前まで来てくれます。陽性者を外には出さない徹底ぶりは凄いです。そしてありがたいです。
写真は撮ってはいけないと思ったので、ここには掲載しませんが、運転席と後部座席の境目には透明のビニールシートがきっちり貼られていて、ビニールシートの下からは、筒状の装置(例えると掃除機のふにゃふにゃした部分)が出ていて、そこから酸素がずっと出ていました。窓も規定の高さにテープが貼ってあり、運転手さんから開けてよいか許可を求めれます。で、そこまで開けて空気を循環させながら移動するって流れです。
自宅から目的地まで送迎車って最高!!!
なんて気持ちは全くなれなかったです。
体調も絶不調だし、車内は完全防備されていて、これからの数日間の異世界の生活をすると思うと、決して晴れやかな気持ちにはなりませんでした。
子供に会えなくなるのそうだし、妻にも多大な負担をかけるのもそうだし。ごちゃごちゃな感情でしたよ。
ただ、送迎中も運転手さんには感謝しました。本当にありがとうございますと。大変お仕事をされていて、頭が上がりませんでした。
ホテル到着。
市内にあるビジネスホテルです。この宿泊療養のために期間を定めて協力して頂いているホテルです。外からするとそれはわからないのですが、入り口にはガードマンがおり、一般の方が入らない様に厳重にガードされてました。そりゃそうですよね。
車は地下駐車場に停めるのですが、次から次に車が入ってくるのは驚きました。。。
陽性者がバッティングしないように、降車のタイミングも各所と連携されていました。
中に入り、防護服を着た方と所定の手続きや、施設説明をざっと説明を受けて、各自が部屋に入っていく流れです。
このブログは療養中に記録してますが、今現在、このホテル内で、人の姿を見たのがあれが最後となってます。
退所するときまで誰にも会わない、会わせないことが徹底されておりました。
入所から初日を終えて
感想
一言でいうなら
感謝
これしかないです。
療養中にこのブログを書いておりますが、家族の安全も確保され、自身のフォローも常駐看護師さんが24時間体制で診てくれて。至れり尽くせりなんです。
詳しくはこれから続きを書いていきます。
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